スタッフ紹介

子供の時から遊んでばかりで勉強が大嫌い。大人になったらネクタイをして会社に出勤し机に向かっているような仕事にだけは絶対につかないと思っていました。

中学や高校に進学した後も、勉強はそっちのけでバスケットボールばかりする毎日。当時はパイロットを目指していたため、第一志望大学は宮崎の航空大学校でした。ところが高校3年で視力が0.7に落ちてあえなく断念。当時はパイロットの視力矯正は認められていなかったのです。

子供のころから動物が大好きだったため進路を獣医学科に変更し、入試ではなんとか滑り込み。獣医学科では「勉強しなくても大丈夫」ということはなく、厳しい勉強が求められたのが予定外でしたが、好きな分野であったため不思議と苦にはならず、大学は非常に楽しくとても居心地のいい場所でした。

動物病院は専門科を提示してはいけないことになっており、可能なかぎりすべての分野について対応することになっています。そうはいっても得手不得手があるのも事実で、私の得意分野は、学生の時から興味があり勉強してきた循環器疾患と整形外科です。これらの症例については、他の病院からの紹介も多く受け入れております。

当然ながらこれ以外の分野の症例もたくさん来院しますが、当院には複数の獣医師と動物看護師が在籍しているため、なるべくその得意分野にあったスタッフが対応するようにしています。また、難しい病気などに対しては、獣医師スタッフでカンファレンスを開いて全員でより良い診断法治療法など検討しています。

一般の動物病院では診断が困難な疾患や治療が困難な病気の動物が来院した場合、そういった動物を紹介するための獣医科大学や高度獣医医療機関が山形県の周囲にはありません。
そこで当院では一般的な診療はもちろんですが、こういった難しい病気の動物が来院あるいは紹介されてきた場合は、獣医科大学と密接な連携をとりながら、そして近隣の動物病院と協力しながら、飼い主さんが望まれるような高度な獣医療を提供できるように日夜努力しております。
そして当院の特徴としては循環器疾患と外科手術において多くの疾患に対応できます。

院長は第一期の日本獣医循環器学会・認定医を取得しており、スタッフの多くも院長の指導のもと循環器疾患の診断と治療の知識・実績が豊富です。
また院長は日本獣医麻酔外科学会の整形外科委員を長く務め、整形外科手術にもたくさんの実績があります。

かかりつけの動物病院では対応できず、大学や関東などの高度動物医療病院を検討されている場合は一度当院に相談してみてください。

院長：栗田 徹（くりた とおる）